黒田 真由美さん

「足つぼが大の苦手… セラピストとして長い間悩んでいました。」

ー現在のお仕事を教えてください。

現在は大阪府にあるリラクゼーションサロンでセラピストをしています。全身の揉みほぐしやフット施術がメインです。

ーセラピストとして活動し始めた頃のお話を聞かせてください。

セラピストとして働き始めたのは、もう10年以上前のことです。昔から人の体をほぐすのが好きで、リラクゼーションマッサージのお店に入りました。そこで初めて足つぼに触れたんです。研修期間は1週間だけで、とにかく手順や流れを覚えるのに必死でした。「これで大丈夫なのかな?」と思いながら、お客様に施術をしていた記憶があります。

ーそれは大変でしたね。その後のお話も聞かせてください。

研修から半年くらい経った頃、ボディ施術で売上1位を取って、指名も増えてきて「やった!」と調子に乗っていました。でも、その頃にスタッフから「お客様から足つぼの評判が良くないよ」と聞かされたんです。「力が弱い」「上手くない」と言われていたみたいで、悔しくてたまりませんでした。それからは足つぼに苦手意識がついてしまい、予約が入るたびに気が重くなりました。

自己流で何とかしていましたが、やり方も分からないまま、とにかく力任せに押すしかなくて…。その結果、全身疲労や指、肩、首の痛みがひどくなり、足つぼの予約が入るたびにストレスを感じるようになりました。あの頃は本当に足つぼの楽しさが分からなくなってしまい「足つぼなんて嫌い!」と思っていました。

ー「足つぼの楽しさが分からない」これが円田先生の講座に出会うきっかけだったのでしょうか?

そうなんです。子供が大学を卒業して手が離れた頃、ふと「足つぼをもう一度ちゃんと勉強してみたい」と思うようになりました。そんな時に、偶然円田先生のチェア施術法を知ったんです。直感的に「この人だ!」と思い、すぐに問い合わせてお会いしに行きました。先生がドアを開けて挨拶してくださった瞬間、「ここで学ぼう」と即決しました!

ー実際に習い始めた時、不安はありましたか?

もちろんありましたよ!10年以上も無理な力の入れ方をしてきたので、指が悲鳴を上げていて「こんな私でも円田先生のような施術ができるのか?」と心配でした。でも、アカデミーの良いところは、マンツーマンで私の状態に合わせた施術スタイルをカスタマイズしてくれるところです。指の状態を考慮して、いくつもの代替案を提案していただけました。施術方法を何通りもお持ちで、本当に指導力の高さを感じました。

正直、実技は覚えることがとても多いです。時には挫けてモチベーションが下がる時もありました。ですが、円田先生の講義は毎回濃密で、凹んでいる暇がないほど楽しかったんです。本当に毎回楽しくて、毎回モチベーションを上げてくれます。他では受けられない大切な手技を教えていただけました。

ー当時、実際にお客様で実践するなかで気づきはありましたか?

一番の気づきは「楽に施術できる」という感覚でした。今まで力任せで押していたのに、半分の力でもしっかり効果が出る。お客様から「棒でやってるの?」と聞かれることもあって(笑)。足つぼに対する苦手意識がどんどん薄れていきました。た。

ー受講段階でそれだけの変化を感じたのですね。卒業後の変化はいかがでしたか?

在学中言われてよく覚えている円田先生の言葉に「継続すれば施術数は増えるよ」があります。当時は「そんな簡単に増えるのかな?」と半信半疑でしたが、口コミやリピーターが増えて、1年半でお客様の数が3倍になりました。今ではサロン内のフット施術は売上No.1になり、足つぼが自分の得意分野になりました。まさかこんな日が来るなんて思っていませんでした!

ー予約数が驚くほど増えたのですね!一番の理由は何だと思いますか?

自信を持って足つぼのメリットをお客様にお話しできるようになったからだと思います。今までは足つぼの苦手意識から自らお客様に勧めることができませんでしたが、学んだことを既存のお客様にしっかり説明していると、他のスタッフが担当するお客様までも私の足つぼを指名することが増えました。今まで揉みほぐしだけを希望していた方が足つぼを求めるようになったんです。私自身も、とても驚きました。

ーお客様からの感想はありましたか?

お客様からは体の不調を相談されることがありますが、たいてい体に不具合がある方はよく眠れていません。そんな方には特に足部反射療法を勧めています。「足つぼなんかで眠れる?」と言っていたお客様が「本当によく眠れた」とリピートしてくださるようになりました。足部反射療法の可能性を実感しています。

ー黒田さんはチェア施術法とベッド施術法の両方を受けられたとお聞きました。

最初はどこでも施術ができるチェア施術法を学びました。チェア施術は、クリームさえあれば手ひとつで施術できるので魅力でした。チェア施術法を習得後は勤務先での予約数は伸びていきましたが、学ぶことが好きなのでベッドでの施術法も知りたいと思ったんです。ちょうど勤務先ではベッドを使用して施術しなければならないので一石二鳥でした(笑)実際に両方の技術を学んでみて、同じ反射療法でもこんなにアプローチが違うのかと驚きました。でも、チェアでもベッドでも施術できるようになった今では、「ここらへんかな?」という曖昧な施術ではなくなりました。しっかりと足部を理解することでどんな足が来てもへっちゃらです!

ーさらにグレードアップされたのですね!今後の展望をお聞かせください。

現在の勤務先では施術ベッドしかありません。今後はチェア施術も導入してガッツリと反射療法をお客様に届けたいと思っています。ベッドとチェアの二刀流でもっともっと「足つぼが好き!」っていうお客様が増えてくれたらと思っています。

ーこれからアカデミーに通われる方にメッセージをお願いします!

私はフットセラピストアカデミーで足つぼの勉強ができて本当によかったです!円田先生の指導は時に厳しいけど、絶対にモチベーションや技術力を持ち上げてくれます!出会うまではあんなに足つぼを施術するのが嫌いだったのに、今では施術が終わるたびに「楽しい!」と思えています。足部反射療法(足つぼ)で、たくさんの人を元気にしていきましょう!

卒業生の情報

名前:

黒田 真由美さん

店舗名など:

リラクゼーションマッサージ店勤務

受講講座:チェア施術法(マンツーマン)、ベッド施術法(グループ)